AXIORYはベリーズで金融ライセンスを取得している海外FX業者。
ただ、信託保全の有無とライセンスの信頼性については疑問がのこりますよね。
今回はAXIORYの信託保全と金融ライセンスについて、深掘りして調査します。
それでは見ていきましょう!
【目次】
AXIORYの信託保全を含む4つの要素
AXIORYで気になる資金管理や安全性について見ておくべきなのは、以下の4点。
AXIORYの安全性について
- 信託保全:ドーハ銀行で分別管理
- 金融ライセンス:ベリーズで取得
- 第三者機構による審査:PwC社が審査
- トラブル時の対処:The Financial Commission
それぞれのポイントについて、補足していきましょう。
AXIORYは信託保全をしている
AXIORYの信託保全システムは、ドーハ銀行に分別管理しています。
「分別管理がどういうものか?」
「ドーハ銀行の信頼性はあるか?」
の2点を解説していきましょう。
分別管理とは?
分別管理は、顧客の資金をFX会社の運営資金と分ける管理法の事です。
そして分別管理法は、いくつか存在します。
分別管理法
- 信託保全
- ほかの金融機関へ預ける
- 社内にある別々の金庫に保管
「社内にある別々の金庫」「ほかの金融機関へあずける」の2つの方法では、倒産時に資金が差し押さえられてしまう可能性があります。
信託保全というのは、金融機関の信託口座に預けることを指し、倒産の際でも資金は保護対象です。
FX会社を選択する際には信託保全を約束している会社を選びましょう。
ちなみに、AXIORYは信託保全を行なっています。
最も安全性が高い資金管理方法を行なっていると言えますね。
つづいては信託保全先のドーハ銀行について確認しておきましょう。
ドーハ銀行とは?
ドーハ銀行(Doha Bank)は、中東カタールにある大手金融です。
本店は首都のドーハにありますが、AXIORYが提携したのはドバイにあるドーハ銀行支店のようですね。
ちなみに、ドーハ銀行の前はユニオン銀行をメインバンクとして提携していましたが、2019年8月に変更したようです。
ドーハ銀行をメインにした理由は、入出金速度の改善。
ドーハ銀行も世界的には有名な銀行ですし、安全性には問題ないでしょう。
ドーハ銀行の信頼性・信託保全の契約の2点を確認してみても、顧客資金の管理は徹底しているように見受けられました。
信託保全と並んで重要視される金融ライセンスについても見ていきましょう。
AXIORYの金融ライセンスはベリーズで取得
AXIORYの金融ライセンスはベリーズで取得しています。
参考:IFSC
ベリーズというのは、カリブ海に浮かぶ小国でメキシコの南あたりに位置しています。
ではどういったライセンスなのか?
ベリーズでは、IFSC(International Financial Services Commission)という金融ライセンスを取る事ができます。
IFSCと取る上での条件は以下の2つ。
- 内部統制(リスク管理/マネーロンダリング対策/資金管理)
- 分別管理(顧客資金と営業用資金の完全分別管理/信託保全)
正直、これらの条件はそこまで厳しいものではありません。
FCA(イギリス)やCySec(キプロス)等のライセンスに比べると、ベリーズのライセンスはやや見劣りしてしまいます。
それでも完全分別管理による信託保全がきっちりされているので、俗にいう詐欺業者とは程遠い存在です。
この金融ライセンス以外にも、AXIORYの透明性を担保するシステムはいくつもあるので紹介しますね。
PwC社が管理するシステム
PwC社とは世界四大会計事務所の一つです。ロンドンに拠点をもち日々厳しい監査を行っております。
AXIORYは、そんなPwC社からISRS 4400(国際関連サービス基準)に基づくレポートを報告済みです。
資金管理にぬかりないAXIORY。
さらに、トラブルの際にも解決できるのがAXIORYです。
トラブル時はThe Financial Commissionで解決
AXIORYはThe Financial Commission(金融委員会)という、FXで顧客とブローカーの間で起きた問題を解決するための委員会に加盟しています。
トラブルが起きた際でも、The Financial Commissionに加盟していれば争解決に向けて動いていきます。
具体的にどんな対処法をしてくれるのかというと、以下の3つです。
- 紛争の無償仲裁と決定
- 実効性のある規制
- 損害の保証(特別補償基金)
それぞれ補足しておきましょう。
紛争の無償仲裁と決定
The Final Commissionに加盟してるFX会社でトラブルが発生した時は、まずThe Final Commissionに相談する事ができます。
相談すると、The Final Commission側が1〜2週間の間で調査を行い結論をだしてくれます。
FX会社側が不正をしていたとなれば、The Final Commissionが摘発をし処分を下す事に。
実効性のある規制
下された処分に対して、FX会社側は従う義務があります。
The Final Commissionに加盟した時点で、The Final Commissionの指示に従わなければなりません。
The Final Commissionの処分に従わない=FX会社としての信頼性が地に落ちる事を意味しますからFX会社は従うでしょう。
しかしながら、FX会社がそのままトンズラしてしまう可能性もあるっちゃあるのですが、、、
The Final Commission加盟FX会社で取引をしていると、最悪のケースでも対応してもらえます。
損害の保証(特別補償基金)
万が一The Financial Commissionの決定した処分に加盟会社が従わない場合、1件の苦情につき最大2万ドルを上限に直接損害補填をしてくれます。
損害補填のための資金はAXIORY含む多くのFX会社の基金からなる特別保証基金から出される事になっています。
もしAXIORYが全ての顧客の資金を持ち逃げした場合、The Final Commissionは大損害を被りますよね。
The Final Commission側としても詐欺まがいの業者は絶対に入れたくない訳で、、、
厳しい審査を通り抜けたFX会社だけが登録できるようになっています。
AXIORYの安全性に対する配慮とシステム作りは十分に伝わったでしょうか?
最後に総括しておきましょう。
AXIORYの安全性まとめ
AXIORYの安全性に対する配慮は、他の海外FX会社に比べて相当厳重です。
これまでに説明してきたものをもう一度復習しておきましょう。
AXIORYの安全性について
- 信託保全:ドーハ銀行で分別管理
- 金融ライセンス:ベリーズで取得
- 第三者機構による審査:PwC社が審査
- トラブル時の対処:The Financial Commission
ドーハ銀行の信託口座による分別管理→倒産した際には顧客資金を全額返す仕組み。
ベリーズの金融ライセンス→信託保全の証明とマネロン防止などの取り組み。
PwC社による審査→会計上の不正をなくし、顧客資金の徹底的な管理の証明。
The Financial Commission加盟→最悪AXIORY自身が消え去ったとしても2万ドルの確実な保証。
ここまでするのにAXIORYとしても相当な資金がかかったはずです。
運営歴7年目にしてこの透明性・安全性の担保への努力は並のFX会社ではありませんね。(マイナーな金融ライセンスとって終了…なんてFX会社もあります(笑))
その決意は、公式サイトの文章を見ていても伝わってきます。
ぜひ口座開設してみてくださいね。
その他の評判については、以下の記事を参考にどうぞ。